江戸風流　春蝶亭雑記

2003年9～１２月

【２００３年１２月の読書】
《コミック》
田中メカ『天然パールピンク　３』（白泉社　2003･12･10）
宇仁田ゆみ『スキマスキ』（小学館　2002･9･1）
桜井雪『ショート寸前！　５（完）』（白泉社　2003･12･25）
西村しのぶ『RUSH　３』（祥伝社　2003･12･25）
原作・森博嗣／漫画・浅田寅ヲ『冷たい密室と博士たち』（幻冬舎コミックス　2003･12･24）
　★クライマックスの「学問なんて虚しい・・」というセリフがグサリときました。
宇仁田ゆみ『喜喜』（白泉社ジェッツコミックス　2003･12･3）
　★青年誌に描かれた短編集。絵の雰囲気が好き。社会人の大人が日常で出会うさり気ない出来事。
上田宏『武神戯曲　一』（電撃コミックス　2003･11･15）
　★渋谷ブックファーストをさまよっていて出会った京劇マンガ。梅蘭芳が出てくる。
《ミステリ》
加納朋子『沙羅は和子の名を呼ぶ』（集英社　1999･10･30）
近藤史恵『南方署強行犯係　狼の寓話』（徳間ノベルズ　2003･10･31）
加納朋子『虹の家のアリス』（文芸春秋2002･10･30）
関田涙『蜜の森の凍える女神』（講談社ノベルズ　2003･3･5）
　★女子高校生探偵ヴィッキーのキャラクターが好印象。
綾辻行人『どんどん橋、落ちた』（講談社文庫　2002･10･15）
　★個人的には『伊園家の崩壊』がお気に入り。雑誌掲載時にはちょっと忘れられないくらいすごい挿絵があったけど未収録で残念。
乙一『天帝妖狐』（集英社文庫　2001･7･25）
　★ミステリというよりホラー。「トイレのタバコさん」は何かいまだにぐらぐらしてる。表題作は書簡体で、ホラーだけどせつない。
《その他》
方蘭『エロスと貞節の靴　弾詞小説の世界』（勉誠出版　2003･1･20）
丸谷才一『輝く日の宮』（講談社　2003･6･10）
松井今朝子『奴の小万と呼ばれた女』（講談社文庫　2003･4･15）
山田詠美×ピーコ『ファッションファッショ』（講談社　2003･9･18）有吉佐和子『一の糸』（新潮文庫　1974･11･26）
　★天才的義太夫三味線弾き、露澤徳兵衛の鳴らす一の糸に魅せられ、その恋を貫いて後妻になった茜の半生。これまでに数人の死者を出した演目「志渡寺」について詳しく知った。徳兵衛の死の場面が壮絶＆感涙。

【２００３年１１月の読書】
《ミステリ関係》
有栖川有栖『暗い宿』（角川文庫　2003･10･25）
加納朋子『螺旋階段のアリス』（文春文庫　2003･11･10）
森谷明子『千年の黙ー異本源氏物語』（東京創元社　2003･10･15）
篠田真由美『魔女の死んだ家』（講談社ミステリーランド　2003･10･29）
西尾維新『きみとぼくの壊れた世界』（講談社ノベルズ　2003･11･5）
《コミック》
葉鳥ビスコ『桜蘭高校ホスト部　２』（白泉社　2003･11･5）
安野モヨコ『さくらん』（講談社　2003･11･6）
天樹征丸・さとうふみや『探偵学園Ｑ　１３』（講談社　2003･11･17）
林ふみの『東京流星 ２』（スクウェア・エニックス　2003･11･27）
米沢りか『無敵のヴィーナス』（白泉社文庫　2003･6･18）
森薫『エマ　３』（エンターブレイン　2003･12･5）
《その他》
安野モヨコ『美人画報ワンダー』（講談社　2003･11･4）
辻仁成『ピアニシモ』（集英社文庫　1992･5･25）
恩田陸『三月は深き紅の淵を』（講談社文庫　2001･7･15）
森薫・村上リコ『エマ　ヴィクトリアンガイド』（エンターブレイン　2003･12･5）

【２００３年１０月の読書】
《ミステリ関係》
森博嗣『迷宮百年の睡魔』（新潮社　2003･6･25）
大沢在昌・宮部みゆき・京極夏彦『太極宮　２』（角川文庫　2003･8･25）
有栖川有栖『絶叫城殺人事件』（新潮社　2001･10･20）
大沢在昌『陽のあたるオヤジ』（集英社文庫　1997･8･25）
氷川透『密室は眠れないパズル』（原書房　2000･6･23）
《コミック》
原作・有栖川有栖／漫画・麻々原絵里依『２０１号室の災厄』（角川書店　2003･10･3）
もとなおこ『レディ・ヴィクトリアン　１１』（秋田書店　2003･11･1）
及川七生『月夜烏草紙　１』（白泉社　2002･11･10）
サカモトミク『ナデシコクラブ　７（完）』（白泉社　2003･10･25）
ＣＬＡＭＰ『×××ホリック　２』（講談社　2003･10･17）
津田雅美『彼氏彼女の事情　１２』（白泉社　2001･10･10）
中条比紗也『花ざかりの君たちへ　２１』（白泉社　2003･10･25）
原作・乙一／漫画・大岩ケンヂ『ＧＯＴＨ』（角川書店　2003･6･2）
原作・山口雅也／漫画・霜月かいり『キッド・ピストルズーパンク＝マザーグースの事件簿ー』（幻冬舎　2003･9･24）
《小説》
乙一『夏と花火と私の死体』（集英社文庫　2000･5･25）
宇江佐真理『春風ぞ吹く　代書屋五郎太参る』（新潮文庫　2003･10･1）
畠中恵『しゃばけ』（新潮社　2001･12･20）
藤沢周平『橋ものがたり』（新潮文庫　1983･4･25）
乙一『きみにしか聞こえない　calling you』（角川スニーカー文庫　2001･6･1）
乙一『暗黒童話』（集英社　2001･9･30）
恩田陸『麦の海に沈む果実』（講談社　2000･7･25）

【２００３年９月の読書】
《ミステリ》
倉知淳『幻獣遁走曲ー猫丸先輩のアルバイト探偵ノート』（東京創元社　1999･10･20）
乾くるみ『林真紅郎と五つの謎』（光文社カッパノベルズ　2003･8･25）
近藤史恵『シェルター』（祥伝社　2003･9･10）
《エッセイ》
桜沢エリカ『贅沢なお産』（新潮文庫　2003･9･1）
《コミック》
葉鳥ビスコ『桜蘭高校ホスト部』（白泉社　2003･8･10）
水島みき『スイートな王様　３（完）』（秋田書店　2003･10･10）
葉鳥ビスコ『千年の雪　１・２』（白泉社　2001･11･10 2002･8･10）
天樹征丸・さとうふみや『探偵学園Ｑ　１２』（講談社　2003･9･17）
加藤元浩『Ｑ.Ｅ.Ｄ.　１６』（講談社　2003･9･17）
遠藤海成『破天荒遊戯　５』（ゼロサムコミック　一賽社　2003･10･15）
《その他》
東郷雄二『東郷式文科系必修研究生活術』（夏目書房　2000･3･24）